画像関連学会連合会のBLOG

ご挨拶

会長写真 江前敏晴 2016年4月

~会長からのご挨拶~

一般社団法人日本印刷学会
会長 江前敏晴 (筑波大学 生命環境系 教授)

 
日本印刷学会は創立88年の伝統ある学会です。この度その栄えある本学会の会長に就任致しました。重責を感じつつも、伝統ある組織の円滑な運営を継承していくと同時に、成熟した印刷産業のさらなる発展を学術的な側面から後押しできるような活動を進めて参りたいと考えております。佐藤前会長が成し遂げられた組織改革の中で特筆すべきは、一般社団法人化(平成23年7月)と中部支部の本部への統合(平成27年2月)であり、これにより団体としての信用度が拡大し、会員管理の合理化が進みました。また事業における大きなイベントは、画像関連学会連合会の設立と連合会主催のICAI2015(The 1st International Conference on Advanced Imaging)(2015年6月)の開催に大きく貢献したことです。このような組織内外での革新により、団体の財政基盤と学界の中での位置づけは大変安定化したと言えます。
今期に求められるものは、その基盤に基づいたさらなる発展的事業の展開だと考えています。その中でまず国際連携のさらなる充実に努めたいと思っております。2015年9月に東京で開催したThe 6th Asian Symposium on Printing Technology (アジアンシンポ)は、本学会が創設し、第1回(2010年)、第2回(2011年)を日本で開催した後、アジア各国を回り、4年ぶりに日本に戻ってきました。タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア等のアジア諸国は印刷産業が急速に発展しており、産業界のニーズと印刷科学を融合させたシンポジウムとして定着しました。日本の印刷産業界がアジアとうまく連携した事業展開も視野に入れていますので、大学等の研究者のみならず、賛助会員企業からの積極的なご参加を期待しております。日本が有する印刷機械や材料の優れた技術をご紹介いただける場にしたいと思います。第7回のアジアンシンポは2016年10月にインドネシアで開催予定です。学会といえども産業色の濃い分野を対象としていますので、このような国際会議を通して、外国でのビジネスチャンスを提供できるような機会を作り、国内の印刷産業関連団体との連携も進めたいと思います。
画像関連学会連合会は関連学会間の緊密な連携を図るための組織で、見かけ上は1つの学会のようでありながら、各学会の個性を維持した集合体であると言えます。秋期(秋季)が国内で合同大会を開催するという行事が定着してきましたが、春期(春季)研究発表会も毎回合同で開催する方向で動いています。実際には各学会が個別にそれぞれのセッションを運営していくことになります。さらにその1つを国際セッションに充て、ICAIを継続させていくことになりそうです。連合会2016-2017期は本学会が当番となっているため、連合会議長と事務局を担当します。共同事業の提案などを積極的に行っていきたいと考えています。
会員サービスの向上も重要な課題と考えています。会員数の増加は活気ある活動と財政基盤の安定につながりますが、加入の勧誘に当たっては魅力あるサービスを提供していかなければなりません。本学会の最も重要な事業は研究発表会の開催と日本印刷学会誌の発行です。この両者をさらに充実させていきたいと思っています。技術委員会に属する6研究会(プリプレス研究会・P&I研究会・オフセット印刷技術研究会・グラビア研究会・フレキソ研究会・E&S研究会)と紙メディア研究委員会は研究調査事業を行うことを目的としていますので、集会事業の運営だけでなく、会員同士の自主的な交流をさらに拡充し、新会員にとって魅力のある研究グループにしたいと思います。また国際連携の一環としてアジアンシンポに熱心に参加して頂いている各国から多くの外国人会員を獲得したいと思います。事業委員会による夏期・秋期・冬期セミナーなどは会員価格で参加できるメリットもあります。催事の詳細が決定すると同時に開催要項が学会ウェブサイトで公開され、会員の皆様へ「新着情報のお知らせ」として(メールアドレスをウェブ上で登録すれば)即座にメール配信するシステムになっています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
その他、本学会の事業や運営に関する会員の皆様の忌憚のない御意見をお寄せください。会員による会員のための学会にしていく所存です。

 

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